人材タイプ分析の解説

人材タイプ分析の解説

人材タイプとは?

人材タイプは、

・既存手法を実行する(定型業務) or 新しい価値を想像する(非定型業務)
・組織の成果を重視する or 個人の成果を重視する
のどちらを好み、重視するかによって個人の仕事の向き不向きを4つのタイプに分類したものです。

【主な解釈】

・タイプにマッチした業務を行うことでエンゲージメントが高まりやすい

・それぞれのタイプごとに力を発揮しやすい業務がある








活用シーン/利用方法

①業務アサイン/業務内容の調整(ジョブ・クラフティング)
各メンバーの人材タイプを理解し、相手のタイプに合わせた業務やタスク、プロジェクトにアサインすることによって、メンバーのモチベーションを高めるとともに業務のパフォーマンス向上を期待することができます。
また、自身のタイプに合わせて業務内容や進め方を調整することによっても効果が期待できます(例えば組織タイプの人はなるべく他者と共同で作業を進めるようにするなど)



②配置配属(業務観点)
メンバーのタイプから適切な職種/役割に配置することにより、モチベーションやパフォーマンスの向上を期待することができます。
また、チーム内に複数のタイプがいることにより、お互いの強みを活かし合うことが可能になります。




各タイプの特徴

▼アドミニストレーター(既存×組織)

組織の成果に貢献することを重視し、定型業務や手順に従って着実に仕事を進めるタイプです。
ルールや手順を守りながら、組織全体の円滑な運営を支える役割が得意な傾向にあります。





▼イノベーター(新規×組織)

組織全体の成果を重視し、新しいアイディアを生み出すことが好きなタイプです。
既存のルールに縛られず柔軟な発想を持ちやすく、新しいアイディアや試作をチームや組織内で共有する傾向にあります。




▼エキスパート(既存×個人)

定型業務の中で自分のスキルを最大限にはっきし、正確かつ安定的に仕事をこなすタイプです。
モチベーションに大きく左右されづらく、業務の再現性および安定性を維持する傾向にあります。




▼スペシャリスト(新規×個人)

個人のスキルや専門知識を追求し、深い専門性を持つ仕事を好みます。
既存の枠にとらわれず、独自のアプローチで成果を出そうとする傾向にあります。
自己成長を重視し、独立心が強いところもあります。






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