エンゲージメントスコア・項目について

エンゲージメントスコア・項目について

ミツカリエンゲージメントの計測項目について

ミツカリ エンゲージメントでは約1分のサーベイでワークエンゲージメントと従業員満足度に関連する下記の5項目を計測しています。




エンゲージメントスコアに関して

▼スコアごとの状態について

ミツカリは計測する5項目に対して、0〜10ptのスコアで現在の状態が表示されます。
スコア状態については下記をご参考ください。

0〜2pt:可能であれば面談や早期のアクションを推奨するスコアです。
2〜4pt:このスコアに該当する項目に関して、心当たりがあればヒアリングなどのアクションを推奨します。
4〜6pt:中間程度のスコアで、特別な対応は必要としていない状態です。
6pt以上:良好なスコアで特別な対応は必要としません。良好な理由を深掘りし、他メンバーへの対応の参考にすることを推奨します。



▼重要度が高いスコアのパターン

特に重要度が高い(対応が推奨される)ケースは以下の通りです。

重要度高:総合スコアが3以下の場合
全スコアが満遍なく低い状態です。可能であれば面談をセッティングするなどして、状況のヒアリングができるとベストです。また、可能な範囲で状況に合わせた改善施策を実施できることが望ましいです。

重要度中:エンゲージメントと、満足度のいずれかのスコアが3以下の場合
5項目の内、「エンゲージメント」のスコアと「報酬」「人間関係」「職務適性」「コミュニケーション」のいずれかのスコアが3以下の場合、全体的な悩みとしては大きくないものの、一つの部分に対してピンポイントで悩みを抱えている可能性が高いです。
こちらもヒアリングを行いつつ、改善施策を実行できるとベストです。



測定5項目の意味合いと対応例について

エンゲージメント


仕事に対してポジティブで充実した心理状態(夢中、熱中、情熱を持って取り組めているか)を数値化したもの。仕事から活力を得ていきいきとしているか、やりがいを感じているか、熱心に取り組んでいるかの要素が揃うとスコアは高くなるが、低い場合は仕事に対して熱中できていない、情熱を持てていないと感じている可能性がある。

【エンゲージメントスコアが低い場合の対応例】
  1. 業務内容が本人の得意分野や興味にマッチしているかをヒアリングなどで確認し、本人の特性にあった業務アサインを検討する(適性検査の人材タイプからも得意な業務の方向性が確認できます。詳細は人材タイプ分析の解説をご覧ください)
  2. 設定されている目標が適切かどうかを確認し、達成感を得やすい、具体的な目標設定になっているかを確認する(目標達成の成功体験を積み重ねていく)
  3. 成果や行なっている業務に対して、ポジティブなフィードバックを行なっていく

報酬スコア

仕事の対価に対する満足度。(全てのスコアの中で、平均が一番低く出やすい)
報酬が釣り合っていないと感じる場合や、評価基準が明確に伝わっておらず納得をできていない場合、業務過多で業務量と報酬が見合っていないと感じている場合に下がりやすい。

【報酬スコアが低い場合の対応例】
  1. 評価基準を明確にするとともに、上司・部下で評価基準に対する共通認識を持つようにする
  2. 業務量や業務内容が一時的に過多になっている可能性があるため、適宜業務内容の確認・すり合わせを行う(報酬そのものへの不満というよりも、自分の業務と報酬が釣り合っていないと一時的に感じている可能性がある)
  3. (対応ケースが少ないことが前提だが)状況に応じて昇給を検討する

人間関係スコア

上司/メンバー問わず一緒に働いている人が好きかどうかの満足度。
深く関わるメンバーと普段のコミュニケーションが上手くいっていない場合など、人間関係に悩みがある場合に下がりやすい。

【人間関係スコアが低い場合の対応例】
  1. 相手の性格傾向やソーシャルタイプを参考に、コミュニケーション方法を改善する(ソーシャルタイプについてはソーシャルタイプの解説をご覧ください)
  2. 配置検討の余地があれば、ソーシャルタイプやマッチ度を参考に配置変更を検討する(マッチ度についてはマッチ度の活用方法についてをご覧ください)
  3. 必要があれば、マネージャーなどにコミュニケーション研修を実施する(ミツカリからはソーシャルタイプ研修や1on1研修、パワハラ研修をご提供しています)

職務適性スコア

分の行なっている仕事が好きかどうかに対しての満足度。
自身のキャリアの方向性やどんな業務を行いたいのかという観点と、実業務に乖離がある場合に下がりやすい。


【職務適性スコアが低い場合の対応例】
  1. 面談などで、強みや本人の希望を再度洗い出すことや、認識のすり合わせを行なっていく
  2. (エンゲージメントスコアと同様に)本人の特性にあった業務アサインを検討する(適性検査の人材タイプからも得意な業務の方向性が確認できます。詳細は人材タイプ分析の解説をご覧ください)
  3. (対応ケースとしては少ないことが前提だが)検討の余地があれば、職種の変更も検討する

コミュニケーションスコア

自分がどんな仕事をすべきなのか明確かどうかに対しての満足度。
業務指示が曖昧になっている場合や、自身の役割が明確になっていない場合に下がりやすい。


【コミュニケーションスコアが低い場合の対応例】
  1. 日々の業務指示をより明確に、具体的に伝える(粒度高く、業務の目的や背景、具体的な進め方、納期などをすり合わせる)
  2. 本人の立場が明確になっていない、認識できてない場合があるため、社内やチーム内での役割を再度共有する。

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